
顎の骨が足りない場合、骨を増やす治療が行われます。
インプラントを行う際は、インプラント体を埋め込み固定するために十分な量の顎の骨が必要になります。たとえ見た目に厚みがあったとしても、中の密度がスカスカということもありますので、検査は慎重に行われます。骨の厚みが足りないと判断された場合は、骨を移植する、あるいは人工的な材料を用いて骨を作るなどの方法が取られます。
骨移植には大きく分けて、自分の骨を移植する方法と、他人の骨を移植する方法があります。自分の骨を移植する方法は感染症のリスクがゼロであるため最も安全な手法とされ、日本国内では一般的に取り入れられています。ただし、自分の骨を移植するため骨吸収も早く、多めに移植する必要があります。そのため、削り取る部位によっては肉体へのダメージが大きくなるという問題点もあります。
他人であっても同じ人間の骨であり、他の生物の骨より馴染みが良いという理由から他人の骨を移植するケースもあります。ただし、日本国内では他人の骨を移植することは禁止されていますので、主にアメリカなどで整形外科の手法の一つとして用いられています。その他、牛やブタの骨を免疫処理を施して骨移植の材料にする場合もありますが、他の動物の骨を移植することに抵抗感を示す患者は多いため、許可なしに用いられる事はありません。
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